家を建てる!とは決めたけど建築会社ってどうやって探せばいいんだろう?
最終的に会社を決めるときのポイントって?
そんなお悩みありませんか?
建築会社の探し方を解説していくよ!
この記事を書いてくれるのは、家づくりの知識が豊富な現役建築士!あかばねさんです♡
ご紹介いただきました「あかばね」です。
- 二級建築士
- 地元工務店にて勤務経験あり
- 自身も2018年に家づくりを実施
- 現在も建築士として家づくりに関わっている
家を建てる第一歩は、建築会社を探すところから。
全国展開しているようなハウスメーカーは、ある程度知ってますよね?
しかし、地元の工務店になると探し方に悩んでいる方が多いのではないでしょうか?
この記事を読めば建築会社の探し方と注意点、各社を比較するポイントなどが分かります。
- 建築会社の探し方
- 資料請求時の注意点
- 建築会社を決める際の比較ポイント
自分の希望に合った建築会社をみつけましょう!
目次
まずは簡単に建築会社の種類をご紹介。
主に3つに分けられます。詳しくは別の記事で解説しています。
- ハウスメーカー
- 工務店
・地域密着型の工務店
・フランチャイズの加盟店
・中堅ビルダーのような工務店 - 設計事務所(建築家)
ざっくりと建築会社の種類、頭にはいりましたか?
それでは次に探し方をみていきます。
建築会社を探すのにどんな方法があるんだろう?
- 身近で手に入る住宅情報誌
- いろんな種類がある検索サイト
- 先輩たちの口コミを参考にできるSNS
- チラシ(イベントのお知らせやDM)
- タウンページ
住宅情報誌として有名なのが、㈱リクルートが出版しているsuumo情報誌シリーズ。
なかでも注文住宅向けの情報誌を2つご紹介。
- HOUSING by suumo (定価510円)
注文住宅を建てる方向けに、豊富な商品情報と家づくりに関する各種ノウハウを紹介。 - SUUMO注文住宅(定価380円※北海道版490円)
地域ごとに発行されており地元密着の工務店やハウスメーカーを豊富な建築実例とともに紹介。
特にHOUSING by suumo では『初めての家づくり応援本』とうたっており、一番気になる間取りや資金、進め方など分かりやすく記載されています。
実際に建てた先輩たちのリアルサイズの家を見ることができるので、自分が建てたい家を具体的にイメージすることが可能!
無料!嬉しい!探しに行こう♡
坪単価や建築実例を一覧で見ることが可能。サイト内で資料請求もできます。しかし地方の場合「検索結果0件」ということも。
そんなときは手間ではありますが「(市区町村)+工務店」などのワードでインターネット検索したほうがよさそうです。
主に大手のハウスメーカーや工務店が検索できます。
なかでも LIFULL HOME’Sは気になる建築会社のカタログを一括請求できます!
- ローコスト住宅
- 平屋住宅
- 高機密・高断熱住宅
- ZEH住宅
- 3階建て住宅 など
通常、各建築会社の話を聞くだけで結構時間がかかります。小さいお子さんがいる場合は、出向くのも一苦労ですよね。
それが、ネットで一括見積り依頼できるっていうのは本当にありがたい!
ここから無料でカタログや間取りがもらえるよ!
施主と建築会社の間に入り、施主に合った建築会社を紹介するという珍しいサービスです。下記に紹介するサイトはどれも無料で利用可能。
似たようなサービスですが、それぞれ目的が異なります。
- 施主が希望する建築会社を紹介する
- 施主の要望に合った建築会社を選定し紹介する
- 複数の建築家による提案コンペをするなど
ここではザ・ハウスについて少しご紹介。
建築会社の無料紹介サービスのパイオニアとして、2000年の設立以来21年で2278軒の家を実現。
第3者の立場からアドバイスや、うちあわせにも同席してもらえるとのこと。
資金計画や土地探しの相談もOK!
これが無料だというのは驚きです。
・自分にはハウスメーカーがいいのかな?工務店かな?
・建築家にお願いしたいけどなんだか敷居高そう…
そんなお悩みがある方におすすめのサービスです。
何か問題があったときも相談できるところがあるって心強いですよね!
リアルな声を聞けるのがSNSのいいところ。同じ建築会社で建てていても感想は人それぞれです。「いい点」「悪い点」両方の情報に触れられるとよりいいですね。
また紹介特典がある建築会社もあります。その際、SNSをとおして紹介してもらえるという点もメリットのひとつです。
地元工務店の完成見学会や展示場OPENなど、チラシが入ることがあります。
近所での開催や、チラシを見て好みの外観であれば参加してみるといいかもしれません。
ただし知識ゼロで行くと、営業の人に流されてしまい話がどんどん進んでしまう可能性も!
ある程度大手ハウスメーカーのカタログなどで勉強してからの参加がおすすめ!
タウンページとはNTT東( 西)日本が発行する職 業別(業種別)の電話帳です 。
家にあるという方も多いのではないでしょうか?「持ってたけど捨てちゃった…」そんな方も大丈夫!
タウンページライブラリーというサイトで調べられるんです。
検索してみて驚きましたが思いのほかたくさんの工務店が掲載されています。
ネット検索で見つからない方の最終手段かもしれません!
当然ですが資料を郵送してもらうにあたり個人情報を入力します。
・その後、鬼のように電話がくるんじゃ…
・突然家に来たりしない!?
など不安になりますよね?
できるだけ不安にならないよう、資料請求時の備考欄にNG内容を入力することをおすすめします。例えば
- 電話やメール、訪問はお断りします。
- メールはOK。電話や訪問はNGです。
などNG内容を伝えておきます。それでもNG行動をしてくるようであれば残念ですが候補からはずしたほうがいいかもしれません。
建築会社とは家が建ったあとも長いお付き合いになります。
しっかり信頼関係が築ける建築会社を選んでいきたいものです。
何社か資料請求をすると分かりますが
- カタログ
- 間取りプラン集
- 施工事例集
- お客様の声
など一式を郵送してくれるところもあれば
- カタログのみ
というところもあります。これも資料請求時、備考欄などがあれば
- 間取りプラン集が欲しい。
- 断熱や気密性能について詳しく知りたい。
など希望を伝えておくと欲しい資料をGETできそうです!
建築会社を何社か調べたよ!
次は何を比較していけばいいの?
- 独自性
- 構造や材質
- 標準仕様
- パースやVRの有無
- 補助金などについての説明
- 銀行とのコネ
- その他
家のテイストやデザインはある程度どの会社でも似せて作ることが可能です。
- この会社にしかできないこと
- この会社だけのメリット
これが独自性です。
私の場合は1階を広く、2階を狭くしても坪単価が変わらないのが決め手になったよ!
2×4や軽量鉄骨、輸入住宅などはある程度会社が限られます。
また、断熱材などの材質は変更が可能な会社もありますが、得意ではない施工になるとミスも出やすいので注意しましょう。
標準仕様は絶対に比較しましょう。何が標準でついているかによって見積書の見方は変わります。逆に、必要以上のものがついていると高くなるのでそこもチェック!
間取り図だけでイメージするのは難しいので図面以外でイメージしやすい工夫があるのかも重要です。
住まい給付金やグリーン住宅ポイントなどの説明は丁寧か。また、申請はしてくれるか。申請代行に手数料は取られないかもチェック。
私の場合は無料で申請代行してもらえたよ!
住まい給付金は申請方法を丁寧にまとめた紙をもらって自分で申請したよ。
会社と銀行の提携の有無や取り扱い件数の多さなどで同じ銀行でも金利が変わることもあり得ます。
3社のローン審査を同じ銀行で通したけど金利が違ってびっくり!!
これらもとても大事!
- 営業マンの知識や経験など
- 実際にそこで建てた人の声
- 完成見学会
- 建築士と話せるか
- 施主支給できるか
情報社会の現代は何をするにも情報収集が命です。
- 身近で手に入る住宅情報誌
- いろんな種類がある検索サイト
- 先輩たちの口コミを参考にできるSNS
- チラシ(イベントのお知らせやDM)
- タウンページ
気になった方法から建築会社を探してみましょう!
そして自分に合いそうな建築会社をピックアップし比較検討していきます。
ざっくりとしたポイントは7つ。
- 独自性
- 構造や材質
- 標準仕様
- パースやVRの有無
- 補助金などについての説明
- 銀行とのコネ
- その他
少しずつ知識を増やしながら、自分が建てたい家をしっかりと形にしてくれる建築会社を選んでいきましょう。
建築後「ここに頼んでよかった」と思える建築会社がいいよね!
今後長いお付き合いになる建築会社。
その選び方を失敗しないために、まずはありとあらゆる手段で建築会社を探し選択肢を増やしていきましょう!
皆さんが素敵な建築会社様に出会えますように♡