・どうやってハウスメーカーや工務店を選べばいいのかわからない…
・選ぶ基準がわからない…
家づくりで様々なハウスメーカーや工務店を回ると、上記のように悩んでしまいませんか?
間取りも違う、見積書の形式も違う、家の作りや標準仕様も違うなど、比較しにくいのが現状です。
私も悩んで迷って、全然決められなかったよ〜!
6年かけて学んだ家づくりの知識をまとめます!
その悔しさから、ハウスメーカーや工務店を30社以上比較して、以下のことが分かるようになりました。
- どこを重要視すればいいのか
- どんなふうに比較すればいいのか
- 実際に使ってみてわかったこと
そして、誰でも簡単に基準が分かる「標準仕様書比較表」を作ることができました。
本記事では、以下のことを解説しています。
- ハウスメーカーや工務店を選ぶポイント
- 建築会社を比較しなかった場合のデメリット
- 「標準仕様比較表」の使い方
最後までお読みいただければ、建築会社選びの基準が分かるようになり、あなたに最適な会社に出会える可能性が高くなります。
ここで紹介している標準仕様比較表はPDFファイルになっているので、ぜひ印刷して使ってね!
- 資料を取り寄せる時間がない
- 展示場で断るのが苦手
上記のような場合は、簡単に情報を集められる下記のサービスを使って住宅情報を集めてみてください!
「標準仕様比較表」を使用して他社を比較するにも、他のハウスメーカの標準仕様を知ることが第1歩目です。
しっかりと比較できるまでは営業の電話で、契約しないように注意してね!
断り方がわからない場合は
「比較してる途中なので、決まったらこちらから電話します」
と伝えましょう。
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標準使用を比較する前に建築会社の選び方を知りたい場合は「ハウスメーカー・工務店の選び方3つのコツ【家づくりで失敗しないために】」の記事もチェックしてみてください。
目次
標準仕様というのは、オプションや追加工事なしの基本となる仕様のことで、各会社や商品によって異なります。
標準仕様を比較しないまま契約すると、水回りや内装関係で選んだ仕様がオプションばかりという事も…
場合によってはオプション費用だけで何百万円も追加費用がかかることになりかねません。
標準仕様を知ることは建築会社を選ぶ際に、1番大事と言っても過言じゃないよ!
標準仕様、つまり基本のノーマル装備を比較しておくことで、想定外の予算オーバーを抑えることができます。
例えば、以下の場合をご覧ください。
- 標準仕様に食洗機が付いていない…深型の食洗機をつける費用は30万円程度
- 標準仕様に浅型の食洗機が付いている…深型へのグレードアップの差額費用が10万円程度
標準仕様についているかどうかでオプション費用が変わり、細かく見ていくと金額の差がさらに広がります。
価格帯が同じでも標準仕様を比較することによって、コスパが良い会社を見極められるようにもなります。
標準仕様のどこに重点を置いて比較すれば良いか、以下表に項目ごとにポイントをまとめました。
項目名 | 構造・基礎・断熱材 | 窓ガラス・サッシ | 水回り(キッチン・お風呂・洗面・トイレ) | 照明・カーテン・アンテナ・外部水栓 |
---|---|---|---|---|
比較する仕様 | 木造・軽量鉄骨・2×4など | アルミ・樹脂 | 各メーカーの標準仕様 | 各メーカーの標準仕様 |
効果 | 耐震性、断熱効果、気密性 | 断熱、冷暖房効果、防露、気密性 | 利便性、快適性、使いやすさ | 利便性、快適性 |
備考 | 建築会社によっては選べない場合もあり | 複層ガラスは断熱・防露に効果大 | 建築会社により、標準仕様・価格が異なる場合が多い | 建築会社により、標準仕様で付いているか異なる |
同じ価格帯のハウスメーカーや工務店を選ぶときに迷ったら、標準仕様を比較してみましょう。
オプションの仕様によって同じ価格帯でも、標準仕様次第で数百万円上も乗せされてしまうことになりかねません。
内容には十分注意してくださいね!
家の構造については木造・軽量鉄骨・2×4など会社によっての違いが明らかです。
基礎や断熱材は耐震や冷暖房効率など、暮らしの土台に影響してきます。
特に寒冷地は電気代にも影響してくるのでしっかりとチェックしておきましょう。
断熱材は防音効果にも影響するよ!
お隣さんとの距離が違い場合は、セルロースファイバーがおすすめだよ!
夏は窓から74%も熱が入り込み、冬は窓から52%も熱が流出することがわかっています。
冷暖房効率の良い快適な暮らしを求めるのであれば、窓やサッシの標準仕様は超重要ポイントと言えます。
結露しやすいサッシでは、カーテンや壁の中がカビる大きな原因になりやすいので、その辺りも要チェック!
キッチン・お風呂・洗面・トイレはしっかりと見ておきましょう。
水回りの標準仕様グレードが低いと、契約後にショールームへ行ってオプション費用の高さにびっくりする可能性があります。
水回りのグレードが高いと、毎日の家事が楽になるので標準仕様のグレードがなるべく高い会社を選ぶのがオススメです!
現代の忙しいママ・パパには食洗器は必須!
節水や手荒れにもなりにくいので、必ず確認してね。
これらは標準仕様で付いていない場合があります。
ついていない場合は、全て揃えるのに数十万円はかかってきます。
特に、カーテンは各窓のサイズに合わせて施主支給となるとかなり手間もかかります。
アンテナや外部水栓が必要ないという方は問題ないのですが、標準仕様でついていると便利なので事前に確認しておきましょう。
標準仕様は元から充実している方が想定外の支出を抑えられるよ!
標準仕様比較表PDFファイルは以下リンクからダウンロードできますので、ぜひご活用ください!
標準仕様の比較は誰でもできます。
各会社のパンフレットにも載っている内容をもとに、項目を埋めていきましょう。
全部埋める必要はなく、気になる部分や重要視したい項目だけでもOKです。
細かくてわからない項目については、営業担当者にどんどん聞いちゃおう!
モデルハウスがあるハウスメーカーや工務店は、見学の際に比較表を持参すれば大体の項目を埋めることができます。
水回りについては、複数のメーカーから選べる会社が多いので、メーカー名やグレードをメモしておくのがおすすめです。
例えば、キッチンのグレードをメーカーごとに比較してみました。
メーカー名 | お手頃グレード | 一般的なグレード | ハイグレード | 超ハイグレード |
---|---|---|---|---|
クリナップ | ラクエラ (約50万円~) | STEDIA (約60万円~) | CENTRO (約90万円~) | – |
リクシル | シエラS (約57万円~) | アレスタ (約75万円~) | リシェルSI (約94万円~) | – |
パナソニック | V-style (約64万円~) | Lacucina (約87万円~) | L-CLASS (約112万円~) | – |
TOTO | – | ミッテ (約77万円~) | ザ・クラッソ (約95万円~) | – |
タカラスタンダード | エーデル (約31万円~) | トレーシア (約46万円~) リテラ (約49万円~) | レミュー (約69万円) | – |
トクラス | – | Bb (約78万円) | Berry (約100万円~) | DOLCE X (約200万円~) |
グレードが上がれば、価格も上がっていくよ!
永遠の憧れ〜〜〜!泣
参考価格を記載しましたが、各グレードにおける標準仕様やスペックは各メーカーで様々です。
そのため、グレードで比較するのではなく、重視したいポイントを絞って比較していくことが大切です。
水栓やコンロ、グリル、換気扇、食洗機などの標準仕様グレードをメモしておくと、さらに分かりやすいですね。
項目によっては、標準仕様で付いていれば「〇」、ついていなければ「✕」という記入方法もあります。
標準仕様比較表の使用例は、以下のインスタの投稿を参考にしてください。
資料請求も合わせて30社以上のハウスメーカーや工務店を比較・検討して分かったことがあります。
- 最低でも5社くらいは比較が必要
- オプション費用の見積もりは必須
- コスパが良い/悪い会社がわかる
2〜3社の比較では差を感じられないかもしれませんが、5〜6社くらい比べると各社の金額差が分かるようになってきます。
そして、価格帯を照らし合わせたときにコスパが良いのか悪いのかが一目瞭然になります。
グレードを上げたときの差額は、営業マンに聞けば大体の金額を教えてくれるよ!
問合せを活用しながら自分で計算してみよう!
計算してみると、実は大きなオプション費用がかかる会社だったり、逆にオプション費用がそれほどかからないという事実がよく分かります。
標準仕様には元から充実している方が後々の突然の支出を抑えられますが、必要以上の標準仕様は要りません。
理由は、必要以上の標準仕様はを選べば、建物の金額が上がり、借入額が増え、結果、住宅ローン返済の負担が増えてしまうからです。
例えば窓の場合、北海道や北陸ではトリプルガラスを選ばれる方が多いと思います。
しかし、それは住んでいる地域独特の気候による選択です。
極端に暑い・寒いという地域でなければペアガラスで十分快適に暮らせる方が多いでしょう。
ご自身の生活スタイルや住む地域、家族の人数、こだわりポイントなどによって、必要な標準仕様は異なります。
すべてのグレードが高いから良いというわけではないよ!
必要以上の標準仕様がついている場合は、グレードを下げれば減額調整することも可能です。
自分たちの求める設備に近い標準仕様を選ぶよう心掛けてください。
必要以上に標準仕様が備わっていても、結果、高額になれば無駄な予算になります。
その点に注意しながら、標準仕様比較表を活用してみてくださいね!
約5~6社の建築会社の「標準仕様」を比較することで、あなたに最適な建築会社を見つけ出すことができます。
その際、比較すべきポイントは以下のとおりです。
- 家の構造や基礎、断熱材
- 窓ガラス、サッシ
- 水回り全般
- 証明、カーテン、外部水栓、アンテナ など
各建築会社で特色は異なりますが標準仕様の比較はできるので、一生に一度のマイホームで後悔しないためにも、じっくり比較検討してみてくださいね。
「標準仕様比較表」と「記入例」を以下リンクからダウンロードすることができます。
記入例は一つの例えなので、ご自身の使いやすい方法で記入してもらえればと思います。
先程の注意点にはくれぐれも気をつけながら、皆様の家づくりの参考にぜひご活用ください。
会社選びが家づくりの明暗を分けるよ!
たくさんの会社を回るのは大変だけど、後悔しないよう比較して決めてね!
もし比較できる会社が少ない方は、資料請求して比較対象のハウスメーカーや工務店を探すのがおすすめです。
他の会社の標準仕様がどのようなものなのか、パンフレットなどの資料をもとに参考にしてくださいね。
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