マイホームが欲しいけど、何から始めれば良いのかわからない…
という方も多いのではないでしょうか?
マイホーム計画に6年かけ、30社以上の建築会社を比較した私が
マイホーム計画を始める前に注意するべきこと
について解説します。
この記事では
- いつかマイホームが欲しいと考えている方
- マイホーム計画を立てている方
- マイホームについて学びたい方
におすすめの記事です。
本記事では具体的にどういうポイントをおさえれば失敗しない家づくりができるかを解説しています。
- マイホーム計画で失敗しないために考えておくこと
- マイホームで失敗する人の共通点
- マイホームについての新しい考え方
目次
「マイホームが欲しい!」と思った理由を書き出してみましょう。
その理由こそが「家づくりで大事にしたい優先順位」を忘れないための鍵になります。
- なぜ、賃貸ではいけないのか。
- なぜ、マイホームが必要なのか。
をよく考えてみてください。
「友だちが建てたから」「家を建ててこそ一人前だから」
など、他人の目線ではなく自分が欲しいと思った理由を考えてみてね!
マイホームは賃貸物件と違い、その場所に何十年も住む可能性が高いです。
特に、住宅ローンを組んでマイホームを購入する方は、引っ越しすることが難しくなるので暮らしたい場所をしっかりと考えておきましょう。
職場との距離、ライフラインの利便性、自然災害の危険性、子どもの学区など様々な観点から考えてみよう!
「まだまだ元気だから大丈夫!」と思っていても、10年…20年…と年月が経てば誰でも衰えてくるものです。
将来的に、介護が必要になった時のことを考えておくと安心です。
実家の近くに住んだり、将来同居になった時のことを考えて部屋を作っておくなど対策を考えておこう!
「子どもは授かりもの」ではあるのですが、希望として何人授かりたいかを考えておくと間取りや資金の計画が立てやすいです。
もちろん希望通りにはいかない可能性もありますが、マイホーム計画では将来のライフプランをある程度決めておく必要が出てきます。
養育費や学費など資金面の計画や、マイホームの間取り図で子ども部屋を何部屋作るのかなど関わってくるよ!
妊娠や出産を機に
- 退職して専業主婦になったり
- 時短勤務やパートに切り替える必要が出てきたり
- 在宅ワークに挑戦したり
と、働き方が変わっていく可能性もあります。
マイホーム計画をする際に「洗濯物はどこで干すのか」「誰が料理をするのか」「ローンはどれくらいの額を組むのか」など考えておく必要があるので、予想できる様々なパターンを話し合っておきましょう。
私は「一生正社員で働く!」って思っていたけど夫の転勤で退職したあと、専業主婦もパートも経験し、今は在宅ワークをしているよ!
生活スタイルは変わっていくから臨機応変に対応できるようにしておこう!
何度も家を建てたことのある人は少数派です。
初めての方が何も知らないまま家づくりを進めると、営業マンの口車に乗せられてしまったり、選択肢がたくさんあることを知らないままマイホームを建てて後悔する可能性があります。
「マイホーム計画のスタートが住宅展示場だった!」という方も多いと思います。
でも、これって実はすごく危険なんです。
住宅展示場は「見てもらう家」であって「住みやすい家」ではありません。
最新の設備や広々とした間取りにうっとりしてしまいますが、全ては「家を売るための家」です。
また、イベントでは「今月中の仮契約で100万円分のオプションプレゼント!」など魅力的なキャンペーンをやっていたりもするので、焦ってしまう方も多いです。
展示場のモデルハウスは「家を売るための家」
展示場のイベントは「契約を促すイベント」
であることを頭に入れておこう!
今の収支額で「これだけローンを組んでも返済できる!」と思っていても、子どもの教育費やボーナスカット、世界的なインフレなどで返済が厳しくなることもあります。
実際、住宅ローン破綻している方々は「思っていたような返済計画が実現できなかった」という理由がほとんどです。
借入可能だからといって多額の借金を背負うのは本当に危険です!
ボーナスや退職金を当てにせず、確実に返済できる資金計画を立てましょう!
マイホームを購入するのは一生に一度の方が多いです。
しかし、だからと言ってお金をかけすぎることはお勧めしません。
家は人生の一部であり、人生の全てではありません。
記念日のプレゼントや家族旅行、親孝行、趣味、娯楽など家以外にもお金を使うべきポイントはたくさんあります。
家のために働く人生になってしまわないように気をつけよう!
何事もバランスが大事だよ!
マイホームの失敗や後悔で、実は多いのがこのパターンです。
家を建てて数年後に離婚し、家を売ろうと思ったら借金が1000万円以上残ってしまった…などよくある失敗パターンです。
マイホームの購入は多額のローンを長期にわたって返済していくことになるので、夫婦で協力し合える関係性は必須です。
お互いを支え合えるような関係性があるからこそ、マイホームでの幸せな生活が実現できるよ!
少し前までは、
「立派なマイホーム」
が良いというイメージが強かった日本ですが、どんどん変わってきていると感じます。
世界の経済が著しく変化している現代では、今までのような終身雇用が厳しくなり、日本でも徐々に貧富の差が激しくなっているというのが現実です。
そんな現代社会では
「等身大のマイホーム」
が新しい選択肢として大切になってきます。
私は家づくりを始めた当初、大手ハウスメーカーばかりを回っていました。
しかし、地域の工務店に足を運んだとき、材質や設備がほとんど変わらないのに1000万円以上の価格差があったことに驚きました!
住宅営業マンのセールストークに惑わされそうな方は、まず資料を見て気になった会社に行くようにしましょう。
パンフレットで予習しておくことが、失敗を防ぐ大きなポイントになります。
- 必要以上の設備やオプションをつけすぎない
- 住宅ローンを返済しながらも余裕のある暮らしができる資金計画
- 人と比べず、自分たちのライフスタイルと価値観を大切にする
このようなマイホームのことです。
背伸びすることなく、見栄を張ることなく、等身大の家づくりを心がけましょう。
住むのも、支払っていくのも、他の誰でもない自分たちです。
自分たちの価値観で、自分たちが幸せに暮らすための家をつくっていきましょう!
等身大のマイホームを目指すためには、家づくりについて学ぶことが必要不可欠です。
- ネットやSNS、資料請求などで情報収集する
- 家を建てたことのある友人や親族に話を聞く
この2つがとても重要です。
便利な世の中なので、ネットやSNSで家づくりについて手軽に学ぶことが可能です。
特にInstagramではたくさんのマイホームアカウントが様々な情報を発信してくれています。
これを参考にしない手はありません。
私もInstagramで等身大の家づくりについて発信しているよ!
さらに、家を建てて実際に住んでいる友人や親族に話を聞くことで、リアルな一次情報を得ることができます。
建築会社の決め手や特徴、間取りや設備のオススメなど、どんどん質問してみましょう。
同じくらいの年代だったり、家族構成が似ている人の話は特に参考になります。
ネットやInstagramでたくさん学ばせてもらったよ!
友人や親族にも話を聞いて、オススメや後悔ポイントなど本当に参考になったよ!
「マイホームが欲しい!」と思っていても、何から始めれば良いのかわからない方への注意点を解説しました。
この記事を読んで、しっかりと知識をつけてマイホーム計画をスタートしていただければ幸いです。
住むのも、支払っていくのも、他の誰でもないあなたです。
マイホームは人生の一部であり、人生の全てではありません。
大切なのは、マイホームを建てた後も家族みんなで幸せな暮らしができること。
周りの意見や価値観に流されず、等身大のマイホームを心がけようね!