家を建てるには、家以外の費用も必要ってのはわかるけど…
具体的に、どんな費用があるのかな?
家づくりには大きなお金がかかります。
家を建てたいと思い始めると、費用やその内訳が気になるかたもいるのではないでしょうか。
実際に私も気になり、調べてみましたので本記事で紹介させていただきます。
この記事を担当します、あかばねです。
- 二級建築士
- 地元工務店にて勤務経験あり
- 自身も2018年に家を建てる
結論からお伝えします。
家を建てる平均費用は、 土地有の場合3,203万円、土地無の場合4,397万円です。
費用を構成する内訳は 大きく分けて3つ。
- 土地に関わる費用
- 建物に関わる費用
- その他費用
資金計画に直結してきますので、しっかり知識をつけておきましょう。
- 家を建てる費用の平均
- 各項目ごとの費用詳細
- 費用を抑えるための6つの減額ポイント
この記事を読めば、家を建てるのに必要な費用項目が明確になり、ざっくりとした予算がイメージできるようになります。
等身大のマイホームへの第1歩!
後悔しない家づくりにするために、一緒に学んでいきましょう。
本記事では平均の費用を紹介しています。
もし、具体的にどんな家が欲しいか決まっていたり、家を建てたい地域が決まっていたりする場合は一括見積もりがおすすめです。
ハウスメーカーや土地探しなど色々な比較を行いたい場合は以下の記事も合わせてご確認ください。
タウンライフのサービス一覧|口コミや評判も紹介目次
世間の平均はいくらくらいなんだろう?
人によって違うとわかっていても、平均って気になりますよね。
以下の2パターンで調べてみました。
- 土地有
- 土地無
国土交通省の住宅市場動向調査によると、土地有の平均3,203万円、土地無の平均4,397万円でした。
土地の有無 | 年度別平均費用 |
3年間の |
||
平成 30年度 |
令和 元年度 |
令和 2年度 |
||
土地有 | 3,205万円 | 3,235万円 | 3,168万円 | 3,203万円 |
土地無 | 3,971万円 | 4,615万円 | 4,606万円 | 4,397万円 |
差額 | 766万円 | 1,380万円 | 1,438万円 | 1,195万円 |
土地有無での差額(単純に考えると土地代)は平均1,195万円です。
以下の全国平均坪単価で計算すると、24坪ほどになります。
2つの全国平均を使ってますので、参考程度に考えてくださいね。
家を建てるのに必要な費用は、大きくわけて以下の3つです。
- 土地に関わる費用
- 建物に関わる費用
- その他費用
それぞれ、詳しくみていきます。
土地購入に関する費用をまとめました。
土地そのもの以外に、色々費用がかかるんです。
費用項目 | 内容 |
---|---|
土地代 | 土地そのものの代金 |
仲介手数料 | 不動産会社への手数料 |
手付金 | 売買契約を結んだときに支払う代金 |
印紙代 | 契約書にかかる印紙税 |
登記費用 | 登録免許税と司法書士への報酬 |
ローン手数料 | 住宅ローンを利用する場合は、手数料や建物の完成までの利息など |
測量費 | 土地の売主が負担することも多い |
農地転用費 | 登記簿の地目が「農地」の場合に「宅地」へ変更する費用 |
土地そのものに消費税は発生しないけど、手数料や司法書士の報酬には消費税が発生するよ。
不動産会社を介して土地を購入する場合、仲介手数料が発生します。
仲介手数料(上限)の計算方法は、国土交通省で決まっており少し複雑です。
土地価格200万円以下の部分 | 土地価格の5% |
土地価格200万円を超え400万円以下の部分 | 土地価格の4% |
土地価格400万円を超える部分 | 土地価格の3% |
上記のような計算ルールがあるんです。
400万円を超える場合は、一般的に速算式『売買価格×3%+6万円に消費税』で計算されます。
だいたいの目安として、下記表にまとめてみました。
土地価格 | 仲介手数料の上限(税抜) |
---|---|
200万円 | 10万円 |
500万円 | 21万円 |
1,000万円 | 36万円 |
1,500万円 | 51万円 |
2,000万円 | 66万円 |
2,500万円 | 81万円 |
3,000万円 | 96万円 |
不動産会社が所有する土地を直接購入する場合、仲介手数料はかかりません。
手付金と同じく、よく耳にする申込金(申込証拠金)との比較で解説したいと思います。
比較項目 | 手付金 | 申込金(申込証拠金) |
---|---|---|
性質 | ・契約の証や契約解除などが目的 ・購入代金の一部にはならない (※ただし、実務の便宜上売買代金の一部となることが多い) ・法的効力がある | ・購入の意思を確認する目的 ・購入代金の一部にはならない ・法的効力はない |
支払うタイミング | 売買契約締結時 | 契約前 |
相場 | 購入代金の5~10% (宅建業法により上限20%と定めあり) | 1~10万円程度 (法的上限はない) |
解約・キャンセル時 | ・買主の事情で解約したとき →手付金は戻ってこない ・売主の事情で解約したとき →手付金の額が2倍になって返金 ・住宅ローン本審査に落ちたとき →全額返金 | ・申し込みをキャンセルしたとき →全額返金 |
手付金は、現金での支払いになるので、契約前にいくらくらいなのか確認しておきましょう。
印紙代は、売買契約時にかかる費用(税金)です。
土地代金 (契約金額)によって印紙代は違ってきます。
契約金額 | 本則税率 | 軽減税率 |
---|---|---|
100万円を超え 500万円以下のもの | 2,000円 | 1,000円 |
500万円を超え1千万円以下のもの | 10,000円 | 5,000円 |
1千万円を超え5千万円以下のもの | 20,000円 | 10,000円 |
5千万円を超え 1億円以下のもの | 60,000円 | 30,000円 |
平成26年4月1日から令和4年3月31日までの間に作成される契約書については、軽減税率が適用されます。
登記費用とは、登記簿に記載された所有者を変更するためにかかる費用です。
登記費用は、主に以下の2つです。
- 登録免許税:所有権移転の手続き時、国に収める手数料。(登記申請時に収入印紙で納付)
- 司法書士の報酬:依頼する場合(6~8万円ほど)
登録免許税の税額は、固定資産税評価額に一定の税率をかけて計算します。
基本税率は2%ですが、R5.3.31までは軽減税率1.5%が適用されます。( 国税庁HPより)
住宅ローンを使用する場合、様々な費用がかかります。
- ローン手数料(金融機関へ支払い)
- 保証料(保証会社へ支払い)
- 印紙代
- つなぎ融資時の利息など
売却予定の不動産は必ず、『ここからここまでが自分の土地である』と明らかにしなければなりません。
そのために、測量が必要になってくるわけですが、もちろん費用がかかります。
売主と買主どっちが負担するとい決まりはありませんが、一般的に売主負担になることが多いようです。
契約前に、測量は済んでいるかも確認しましょう。
購入予定の土地の地目が『農地』だった場合、『宅地』へ変更しなければいけません。
変更するには、農地法に基づく許可、または届出が必要です。
この手続きについては、行政書士に依頼します。
費用は4万円~15万円で、許可申請の場合は届出の倍以上の費用となることが多いようです。
変更方法 | 費用の目安 |
---|---|
農地法に基づく届出 | 約4~7万円 |
農地法に基づく許可申請 | 約8~15万円 |
あらかじめ行政書士に相談して、どのくらい費用がかかるのか把握しておくと安心ですね!
建物に関わる費用の内訳は、だいたいこんな感じ。
- 本体工事費:70%
- 付帯工事費:20%
- 諸費用:10%
どの工事内容をどこに含めるかは、特に決まりがありません。
そのため、建築会社によって『本体工事・付帯工事・別途工事』など呼び名・分け方が異なります。
本体工事費は、その名のとおり建物そのものを造るのにかかる費用です。
建物に関わる工事費の約70%を占めます。
本体工事の内容を、以下にまとめました。
工事の種類 | 工事内容 |
---|---|
基礎工事 | 地面掘削・地ならし・掘削など |
躯体工事 | 建物の骨組みとなる躯体をつくる工事 |
外装工事 | 屋根・防水・左官・塗装など |
建具工事 | 玄関ドア・窓サッシ・障子・ふすまなど |
内装工事 | 壁紙・フローリング・畳・造り付けの家具など |
設備工事 | 電気・空調・水回りの工事 |
雑工事 | 上記に分類されない手すり・カーテン・ブラインド取り付けなど |
付帯工事とは、建物以外にかかる工事のことです。
建物に関わる工事費の約20%を占めます。
工事の種類 | 内容 |
---|---|
解体工事 | ・既存建物がある場合の解体工事 ・植栽の伐採、庭石の撤去費用なども想定しておく |
地盤改良工事 | ・地盤の強度を増すための工事 ・費用は50万円~300万円以上と工法により異なる |
外構工事 | ・外構部分全般の工事 ・塀、フェンスの設置工事や敷地内の舗装など |
他にも
- 造成工事
- 仮設工事
- 電気・ガス・水道の引き込み工事
などが付帯工事に含まれます。
私の場合、外構の予算を具体的なイメージをせずに組んでいて、思わぬ出費になりました。
建物の工事以外でかかる経費です。
建物に関わる工事費の約10%を占めます。
諸経費の主な項目は、以下のとおりです。
費用項目 | 内容 |
---|---|
設計監理料 | 建物の設計や、工事監理をおこなうための費用 |
確認申請手数料 | 建物工事に必須となる手数料 |
地質(地盤)調査費 | 地盤状況を正確に把握するための調査にかかる費用 |
火災・地震保険費用 | 火災・地震保険の掛け金 |
気になる項目の『+』をクリックすると詳細が表示されるよ。
建物のプランニング(設計)と図面どおりに工事が進んでいるかのチェック(監理)に対する費用で、設計事務所などに支払います。
設計監理の依頼先 | 費用相場 |
---|---|
設計事務所 | 上限は総工事費の25% (実際は10~15%程度が多い) |
ハウスメーカーや工務店 | 総工事費の2~5% (各建築会社によって異なる) |
建物を建てる場合は、必ずかかる費用です。
手数料は、規模や工法・申請先となる検査機関によっても異なります。
多少の差はありますが、だいたい10万円~15万円ほど。
申請手続きを設計事務所などに依頼する場合は、その業務報酬も発生します。
地盤状況を、正確に把握するための調査にかかる費用です。
地盤状況や建築予定している建物によって、調査方法や費用が異なります。
【例】一般的な宅地・木造2階建の場合
- スウェーデン式サウンディング試験
- 費用:3万円~5万円程度
調査の結果によって、地盤強度が不十分であることが判明した場合、追加調査や地盤改良工事などが必要になります。
火災保険・地震保険ともに加入義務はありません。
しかし住宅ローンを組む場合、ほとんどの金融機関が火災保険に加入することを条件にしています。
詳しくは【家の保険まとめ】マイホームに関する保険は3つ!各種類・注意点・選び方を解説をご覧ください!
ここまででも、かなりの費用項目がありましたが、もう少し想定しておかないといけません。
主な費用は、以下の4つです。
- 仮住まい費用
- 引っ越し費用
- 式祭典費用
- 新調するものの費用
最後の費用説明の章です。
あと少し、頑張りましょう!
今住んでいる家を建て替える場合は、必ずかかる費用です。
- 仮住まいの家賃
- トランクルームの賃貸料など
新しい家が建つまで、早くても3ヶ月~4ヶ月ほど。
想定よりも長期間になることもあるので、余裕をみて予算を組みましょう。
引っ越し費用は
- 距離
- 規模
- 引っ越し業者など
によって大きく変わります。
引越し一括見積り|ラクっとNAVIのメリットや体験談を紹介【1社と電話でOK】の記事も参考にしてください。
新築工事に関連する式典の費用です。
式典は、主に下記の2つ。
- 地鎮祭
- 上棟式
下記の記事で、詳しく解説してるよ!
☆【上棟式はしなくても良い?】服装や費用は?当日の流れや準備するものも解説
- 収納グッズ
- 掃除グッズ
- インテリア
- 家電などなど
マイホームハイで、いろいろ欲しくなっちゃうけど計画的にね!
これ以上、減額できない!
どこを削ればいいかな?
世界的な材料高騰で家をつくる費用も高くなっています。
「できるだけ予算を抑えたい!」という人も多いのではないでしょうか。
この章では、4万人に聞いたマイホームの減額ポイントをご紹介します。
特に回答の多かった事例をまとめたよ!
参考にしてね。
- ベランダ・バルコニー・勝手口
- 材質の変更
- 窓・扉の変更
- 床面積を小さくする
- 施主支給・DIY
- できるだけ標準仕様
【アンケートの回答例】
- 勝手口無しにして、下屋割増をできるだけ少なく
- バルコニーの奥行は、補強不要な範囲で
範囲を狭くする・思い切って無しにするなど再度検討してみましょう。
物干しや、各部屋に必要なスペースを考えてみて!
【アンケートの回答例】
- 建具材のグレードを上げない
- 収納など人目につかないところの床は安いものに
同質・同機能を持つ材料に変更することで減額になることも。
グレードを下げても、希望と合うものがあるかも!
いろいろ比較してみよう。
【アンケートの回答例】
- 浴室の窓を無しに
- 人目につかない収納の扉を無しに
浴室の窓掃除しなくてOK・扉無し収納は使いやすさUP。
自分の場合は必要か、再度検討してみましょう
窓はサイズダウンすることでも減額に!
冷暖房の効率もよくなるね。
【アンケートの回答例】
- 1部屋なくして坪数を減らした
- 後々のメンテも考えて坪数を減らした
面積分の材料費・施工費が削減できます。
2階建てを検討している人は、総2階にすることで、構造部と屋根材が最小限ですみます。
床面積を小さくすることで、家事動線が短くなり掃除がラクになるメリットも!
【アンケートの回答例】
- 自分でできるところは自分で
- カップボードは施主支給で
我が家の防草シートと人工芝は、自分たちで施工しました。
施主支給は、断られる場合もあるので必ず確認しましょう。
- 照明
- カーテン
- 鏡
- トイレットペーパーホルダー
- タオルリング
などは、断られにくいかもしれません。
【アンケートの回答 例】
- 設備はなるべく標準で
- 理想=標準仕様のハウスメーカーを選ぶ
人によっては、過剰と思える機能もあるかもしれません。
省けるものがあったら、その分こだわりたいものに予算を使いたいですね。
標準仕様を比較するときは、ぜひ下記の『標準仕様比較表』を使ってね。
無料でダウンロードできるよ♪
上の章でお伝えしてきた、各費用。
思ったより、色々な項目があったのではないでしょうか?
予算は『自己資金+無理なく返済していける借入金額』です。
本当に払っていけるのか、しっかりと資金計画をたてましょう。
出費が重なって、住宅ローン返済ができない…
なんてことになったら大変です!
家を建てる費用ばかり考えがちですが、その他に必要なお金もおさえておきましょう。
- 建築後にかかる税金
- 家の修繕・メンテナンス費用
- 子供の教育費
- 親の介護費用など
住宅ローン年間返済比率ってご存じですか?
年間返済額÷年収×100
上の式で計算できるんですが、この比率おおむね30~35%といわれているんです!
(選ぶ銀行・住宅ローンによって変わってきますが)
でも、ちょっと待って!
借入可能だとしても、返済きつすぎると思うの。
【年収600万円・年間返済比率35%の場合】
年間返済額:600万円×0.35=210万円
210万円÷12ヶ月=17.5万円/月
月々17.5万円て!
これじゃ、出費が重なったとき払えなくなるリスク大!
おすすめの返済比率は20%以下です。
都会だと、土地が高くて厳しいかもしれませんが…
将来、支払いで困ることがないように、身の丈に合った資金計画は重要です。
不安な場合は、専門家へ相談しましょう。
資金計画については、『重要!家づくりの始まりは資金計画から』の記事で詳しく解説しています。
本記事では主に家を建てる費用について解説しました。
- 土地に関わる費用
- 建物に関わる費用
- その他費用
建物だけの費用ではないんです。
本記事で解説した、それぞれの具体的な費用項目を整理します。
土地にかかわる費用項目は以下の通りです。
費用項目 | 内容 |
---|---|
土地代 | 土地そのものの代金 |
仲介手数料 | 不動産会社への手数料 |
手付金 | 売買契約を結んだときに支払う代金 |
印紙代 | 契約書にかかる印紙税 |
登記費用 | 登録免許税と司法書士への報酬 |
ローン手数料 | 住宅ローンを利用する場合は、手数料や建物の完成までの利息など |
測量費 | 土地の売主が負担することも多い |
農地転用費 | 登記簿の地目が「農地」の場合に「宅地」へ変更する費用 |
建物にかかわる費用項目は、主に3つに分かれています。
本体工事費の詳細は以下の通りです。
工事の種類 | 工事内容 |
---|---|
基礎工事 | □地面掘削・地ならし・掘削など □基礎をつくるための工事 |
躯体工事 | 建物の骨組みとなる躯体をつくる工事 |
外装工事 | 屋根・防水・左官・塗装など |
建具工事 | 玄関ドア・窓サッシ・障子・ふすまなど |
内装工事 | 壁紙・フローリング・畳・造り付けの家具など |
設備工事 | 電気・空調・水回りの工事 |
雑工事 | 上記に分類されない手すり・カーテン・ブラインド取り付けなど |
付帯工事費にはこのような工事があります。
工事の種類 | 内容 |
---|---|
解体工事 | ・既存建物がある場合の解体工事 ・植栽の伐採、庭石の撤去費用なども想定しておく |
地盤改良工事 | ・地盤の強度を増すための工事 ・費用は50万円~300万円以上と工法により異なる |
外構工事 | ・外構部分全般の工事 ・塀、フェンスの設置工事や敷地内の舗装など |
- 造成工事
- 仮設工事
- 電気・ガス・水道の引き込み工事
なども付帯工事に含まれます。
諸費用の詳細は、以下の通りです。
費用項目 | 内容 |
---|---|
設計監理料 | 建物の設計や、工事監理をおこなうための費用 |
確認申請手数料 | 建物工事に必須となる手数料 |
地質(地盤)調査費 | 地盤状況を正確に把握するための調査にかかる費用 |
火災・地震保険費用 | 火災・地震保険の掛け金 |
最後に、その他費用はこのようなものがあります。
- 仮住まい費用
- 引っ越し費用
- 式典費用
- 新調するものの費用
各費用項目を把握して、無理なく返済できる身の丈に合った資金計画をしましょう。
おすすめは年間返済額を年収の20%ほどに抑える計画です。
費用の把握と資金計画がしっかりして後悔のない家づくりをしましょう!
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